2012年11月号

今回は自分の健康について書きたい。昨年の5月までは食べたいときに食べたいものを食べたいだけ食べる、そんな毎日を送っていた。その結果、当然のごとくに体重が増え続け、昨年の5月にはマックス83.㎏を記録してしまった。挙げ句の果ては、自分で靴下をはくことさえ困難な状況に陥った。◆自分の食欲のおもむくままに食べ続ける。当然体重が増える。くさい物には蓋をするがごとく、体重計にものらなくなる。動くのも面倒になる。仕事を終えて家に帰ると、後はすべてお据え膳。食事もお風呂も翌日の準備もすべて自分の仕事ではないと信じ、ただひたすらソファーに寝っ転がる自分。「仕事が忙しいから」「男は外では大変なんだ」などと内心で言い訳をしつつ、ただひたすら食べて寝る。◆そりゃそんな生活を何年も送っていれば、間違いなく不健康な体型になる。そんな自分に気が付いてはいたが、そんな自分を受け入れてきた。そこで昨年の3.11。考えさせられた。ボランティアにも行きたかった。「こんな飽食の生活でいいのか?」「こんな体型でいいのか?」・・・。◆今も忘れない、昨年の5月のこと。このままではいけない、なんとかしなければ・・・ゴールデンウィークに自分の気持ちが弾けた。よしスポーツジムに行こう、まずはそう決心する。それから週に3~4日のジム通いが始まる。食事もカロリー計算をして野菜中心にする。一度決心したらとことんまで追求する性分ゆえ、減量のスピードは速い。毎日、体重計を乗るのが楽しみで、昨年の年末にはすでに74㎏ぐらいまで落ちていた。◆そして今・・・今は71㎏。ただし今は減量というよりも、走ることがとても楽しくなった。当初の「減量」という目的から、今は「走る」ことに目的が変化してきた。大会を目指すようにもなった。◆何よりも大きな変化は、日常生活においてだ。現在の体重になったことにより、とにかく動くことが楽しくなった。歩くことが楽しい。立っていることが苦痛ではなくなった。だから日常においても、自宅で寝っ転がることがなくなった。子供みたいだが、自分のことは自分でできるようになった。このように日常の模様が一変した。◆血圧が高いと一生降圧剤を飲み続けないといけない、そう信じて15年ほど飲み続けていた。しかし今、その薬は飲んでいない。減量に伴い血圧も下がりはじめ、運動を続けることにより、血圧が正常値になった。信じられないかもしれないが、今は全くの正常値の範囲になっている。この一年間、風邪をひいたこともない。自分は「健康」だと断言できる。だから今、もし自分に最悪の病魔がおそっても、粛々とその事実を受け入れることができるのではないか、そんな神の領域のようなことも考える。◆どのような努力も苦しんで無理して行えば、絶対に継続しない。楽しんで努力をすることが何よりも大切なことだと思う。ダイエットが目的であれば、毎日体重計に乗るのが楽しみに思う。走ることが目的であれば、少しでも速く走ることを楽しみにしたり、料理好きな人は低カロリーで美味しいものをいかにして作るかを楽しみにする。楽しんで健康になり、そしてある程度の病気も彼方に追いやることができ、その結果、私たちの税金が安くなる・・・。迂遠な方法かもしれないが、国民一人一人のそのような努力が、住みやすい日本にしていくのではないだろうか・・・。今だから偉そうに言える劣等生です。